簡単!ホウ酸団子の作り方~じゃがいもだけ~【タンパク質を好む害虫対策】

簡単!ホウ酸団子の作り方

とっても簡単に作れるホウ酸団子の作り方を紹介します。

なお、以下に紹介しているのは実際に自分で作ったホウ酸団子のレシピです。
設置後、4日後くらいから一切虫を見かけなくなりました。

材料と道具

ホウ酸団子を作るための材料と、使った道具の紹介です。
基本の材料はじゃがいもだけですので、とっても簡単に作れちゃいます。

材料

ホウ酸団子を作るために使う材料はこちら。

  • じゃがいも1/2個
  • ホウ酸200g
  • 小麦粉30g
  • 砂糖15g
  • 油5g

今回は、たんぱく質を好む虫を対象にしホウ酸団子を作っています。
ゴキブリ以外にも、たんぱく質を好む虫であれば効果抜群なはずです。

いくら退治してもキリがない!と困っているときにはぜひぜひホウ酸団子、お試しあれ!

使う道具

ホウ酸団子を作るにあたって使った道具はこちら。

  • 使い捨てのスプーン
  • 紙皿
  • 紙コップ
  • ビニール袋(ジップロック)

全て用意する必要はありませんが、あったら便利かもしれません。

ビニール袋は、ジップロックを使いました。
団子の材料を混ぜることにも使えますし、そのままジップロックの口を閉めてホウ酸団子の保管にも使えます。

スプーンや紙皿などの使い捨てのものは、ホウ酸を慎重に扱いたい場合向けです。
ペットや幼児などがいる環境では、ホウ酸は危険な毒物にもなりえるので、注意が必要です。
心配な方は、ゴム手袋などをつけて作業を行うのも良いでしょう。

作った場所

これは参考程度にではありますが。

今回ホウ酸団子を作った場所としては、前半はキッチンで、ホウ酸を扱う後半は浴室で行いました。
食べ物を扱う場所でホウ酸を扱いたくはないなと思ったので。

浴室でなくても、万が一ホウ酸をこぼしたりしたときを考え、洗い流せるような場所で作業を行うのがおすすめです。
ペットや幼児がいる環境であれば、絶対に普段ペットや幼児が立ち入ることのない場所で作業をしましょう。

ホウ酸団子の作り方

ホウ酸団子の作り方を紹介します。

簡単に流れを追うと、以下のような作り方です。

  1. じゃがいもをふかす
  2. つぶしたじゃがいもに、材料を入れて混ぜる
  3. ホウ酸を混ぜる
  4. 使う分量だけを紙皿などに盛って乾かす
  5. 完成!

基本的には、材料をどんどん混ぜていくだけです。
やってみると意外と簡単ですので、百閒は一見にしかずということでぜひ試してみてください。

切ったじゃがいもをふかす

まずは、ホウ酸団子のメイン材料となるじゃがいもから。

じゃがいもを1/2サイズに切ります。
そして、薄切りに切っていきましょう。

1/2サイズは目安です。
大きめのじゃがいもであれば、3/1でもいいですし、小さめのじゃがいもであれば1個使っても良いです。
ホウ酸団子をどれだけの数しかけたいかを目安に、使うじゃがいもの量を決めてください。

1/2個のじゃがいもでも、結構な量のホウ酸団子ができます。
ですので、少量でいいよという場合には1/3くらいでもいいかもしれません。

じゃがいもが切れたら、電子レンジで使えるお皿の上にじゃがいもを乗せます。
念のために注意ですが、電子レンジでアルミホイルは使えないのでご注意。

お皿にじゃがいもを乗せたら、お水をかけます。
大さじ1程度のお水で大丈夫です。
お水をかけることで、じゃがいもがふやけやすくなるのですね。

お水をかけたら、ふんわりめにサランラップをかけます。
というのも、電子レンジにかけている最中にサランラップが破れるのを防止するためです。

電子レンジに600Wで4分。
じゃがいもをふやかしていきます。

じゃがいもをビニール袋に入れる

Lサイズや大サイズのジップロックがおすすめ。

じゃがいもが熱いうちに袋の中に入れるとつぶしやすいです。
ハサミの裏側や伸ばし棒などで袋の上からつぶすとやりやすくておすすめ。
手でつぶしてもいいですが、熱いです。

じゃがいもがつぶれたら、以下の材料を入れていきます。

  • 小麦粉
  • 砂糖

今回は、こめ油とサトウキビを使いました。

材料を入れたら、よくこねます。
目安としては、色が均一になるまでです。
小麦や砂糖のこなっぽさや、油の色がなくなり、全てが均一な色になったら程よく混ざっています。
平べったくつぶし伸ばすなどして、じゃがいもの中まできれいに混ざっているか確認しましょう。

ホウ酸をはかる

いよいよホウ酸の出番です。
ペットや赤ちゃんなどがいるご家庭では、取り扱いにご注意ください。
心配な方は使い捨てのゴム手袋などをはめてからホウ酸を扱うのもいいでしょう。

今回使うホウ酸の量は200gです。
はかってみるとわかりますが、結構な量です。

ビニール袋をはかりの上にのせて、ビニール袋の中にホウ酸を出していく形で200gはかります。
じゃがいもを混ぜたものとは別のビニール袋でもいいですし、同じビニール袋でもいいです。

お家にペットなどがいて、ホウ酸の扱いには気を使う場合には風呂場など、普段決してペットが立ち入らない場所で行いましょう。
ビニール袋だとこぼす可能性があって不安な場合は、紙皿の上でホウ酸をはかり、紙皿からビニール袋の中に入れるといったステップを踏むとこぼさなくていいです。

ビニール袋の中にホウ酸をいれたら、水を入れてホウ酸を溶かします。
なおこれは顆粒タイプのホウ酸の場合です。

水の量が少ないと、ザラザラとした顆粒の感触が残ったままになります。
水の量が多すぎると、ホウ酸団子というよりはホウ酸ペーストになります。

じゃがいもとホウ酸を混ぜる

じゃがいもとホウ酸を混ぜていきます。

ホウ酸の白い色と、じゃがいもの黄色い色がよく混ざり、全体の色が均一になるまでこねてください。
袋の上から練りこねるので大丈夫です。

乾燥させる

じゃがいもとホウ酸がよくまざったら、ホウ酸団子の完成です。

団子状にする、もしくは使う予定の量を紙の小皿などに移し、2日ほど乾燥させたらホウ酸団子の完成です。

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