新しくWordPressブログを立ち上げてからやるべき全てのこと【詳しく解説】

新しくWordpressブログを立ち上げてからやるべき全てのこと

新しくWordpressのブログを作成してからやったことを1から100まで書いておかないと後々自分が困ってしまったのでここに書き残しておこう。

  • WordPress新しく作ったけどまずは何をしていいのかわからない!
  • WordPressやってみたいけど、ブログを立ち上げたあとの初期準備ってなにをやればいいの?

といった方向けにも、分かりやすいよう詳しく手順も解説しておきます。

というか分かりやすく書かないと自分があとで迷子になるんや……。

この記事で分かることは、以下の通り!

  • WordPressで新しくブログを作ってから運営を始めるまでにやるべき初期設定
  • 無効化したほうがいいWordpressの初期仕様
  • 画像に容量圧迫されないために初めにやっておくべきこと
  • 導入したほうがいいプラグイン
  • グーグルサーチコンソールなどの設定

なお、この記事で対象にしているのは、この「Wordpressのインストール」が終わった直後の状態です。
ワードプレスがすでにインストールされている状態を前提として説明していきます。

無効化するもの

WordPressを立ち上げてすぐに無効化したほうが良いものがあります。
それは、簡単に言うと自動保存の機能です。

具体的にはこの2点。

  • 自動保存
  • リビジョン

ワードプレスで記事を書き始める前に、この2つを無効化してしまいましょう。
無効化まではしなくても、保存される時間の間隔を好きにいじって、必要以上に保存データが作成されないようにもできます。

この2点を無効化する理由は、主にデーターが肥大化するのを防ぐ目的です。

自動保存を停止

まず、Wordpressには記事の自動保存機能が備わっています。デフォルトで。
これ、そのまんまにしてくと気づいたら自動で保存されたいにしえの記事たちのバックアップデーターが山のように積みあがって、データーを圧迫します。

なので、この「記事の自動保存」を無効化してやりましょう。

リビジョンの無効化

これも、まあ自動保存と似たようなものと思ってればいいです。
詳しく説明すると、「記事のバージョン」を勝手にどんどこ保存していく機能です。

なので、例えば「あ、「それではまた明日!」の一文を書き忘れたな。書き加えよう」と言って、公開済みの記事の編集画面に入り、「また明日!」の一文を書き加えたあと「更新」ボタンを押して記事を更新したとします。
すると、「また明日!」の一文がない記事が「この記事のひとつ前のバージョン」としてデータに保存されます。

つまり、「記事を更新」ボタンを押すたびに、更新前の記事が「この記事の前のバージョン」として保存されていく機能です。
なのでしょっちゅう記事を更新ボタン押して編集しまくっていると、このリビジョンの蓄積がものすごいことになります。

これは無効化しておいたほうがいい。

URLの統一化

URLの統一化も、SEOの観点から大切になってきます。
これは、簡単にいうと、サイトのアドレス、サイトのURLを統一しましょうということです。

ワードプレスを始めてすぐは、実はサイトのアドレスは2つ用意されています。
その2つは、これです。

  • 「http」から始まるURL
  • 「https」から始まるURL

試しに自分のブログのアドレスで、上記のものを試してみてください。
どちらのURLであっても、ブログが表示されるはずです。

一方で当ブログは、httpsにURLを統一しています。
ですので、試しに「http://coto-code.com/」とアドレスバーに入力してサイトを表示させようとすると、サイトが表示される頃にはURLが変更されて「https://coto-code.com/」になっているはずです。

「http」と「https」は、後ろに「s」がついているかいないかだけの違いです。
では、この2つの何が違うのかというと、通信が暗号化されているかいないかの違いです。

「https」は、SSL(暗号化通信)というものによってセキュリティ性を高めたアドレスです。
一方、「http」は暗号化されていない通信です。

ですので、「https」から始まるURLは安全なサイトですよということで、SEO的にも良いとされているのです。

プラグイン編

WordPressを立ち上げたら、まずやりたいことはプラグインの追加と設定。

WordPressブログを運用していく上で必要そうなプラグインをどんどこ追加して有効化します。
ここで迷うのは、類似プラグインがけっこう存在していること。

ここでは、私が現在進行形で使用しているプラグインを紹介します。

必須のプラグイン

これだけは何があっても入れとけ!のプラグインを紹介していきます。

Google XML Sitemaps

まずはこれを追加します。
これは、サイトマップを自動で作ってくれるとっても便利なプラグインです。

あとで登録する「グーグルサーチコンソール」でも、このプラグインで作成したサイトマップのURLを使います。

PS Auto Sitemap

これはカスタマイズできるサイトマップページを作ってくれるプラグイン。

固定ページとして「サイトマップ」を作成する場合、そこに置くのに使えます。

入れた方がいいプラグイン

絶対でもないけど、入れておいた方がいいよね、という立ち位置のプラグインを紹介していきます。

Broken Link Checker

リンクが切れてる(アクセスできなくなってる)サイトを教えてくれるプラグイン。
これは便利なので入れておくのを推奨します。

いちいち自分でリンク切れのリンクを探さなくても、このプラグインが教えてくれるので毎日安心です。

ちなみにYouTube動画のリンク切れも教えてくれます。なんて便利。

Category Order and Taxonomy Terms Order

カテゴリーの項目を自分の好きな並び順に指定できるようになるプラグイン。

これも個人的には絶対入れておきたいプラグインのひとつです。
だって、カテゴリー「未分類」が他のカテゴリーを差し置いて、カテゴリーリストの一番上にあったらなんか気持ち悪くない?私はいやだ。

ちなみにWordpressはデフォルトでカテゴリーの並べ替えができない。
だから、このプラグインを入れる必要があるのだ。

ちなみに、このプラグインの設定で「自動並べ替え 無効」にすると、指定した並び順にはならないので注意。

自動並べ替えは有効にしておこう。

Post Snippets

自分の好きなショートコードを設定できるプラグイン。
ショートコードを挿入したあとでも、そのショートコードの内容を編集すると、そのすでに挿入済みのショートコードにも変更内容がばっちり反映される。神プラグイン。

テーマによっては、自分でショートコードを作成できる機能をテーマ側が提供してくれている場合もある。

しかし、そういった「テーマが提供してくれてる機能」をずぶずぶに使いまくると、後々テーマを変更したくなった時に泣きを見るので個人的にはおすすめしない。

BackWPup

WordPressブログのバックアップをしてくれるプラグイン。
まあでもバックアップに関しては、自分でサーバーのファイル覗いて手動でバックアップ取れなくもない。

なので、バックアップの取り方が分かる人は別にいらないんじゃないの…?って個人的には思うプラグイン。

WP Multibyte Patch

WordPressの日本語版のバグを修正してくれるプラグイン。

今の今まで、このプラグインは使用せずに運営してきたけど、今のところ不具合が出たことは一度もない。
だから、このプラグインは今ひとつのサイトでしか使用していない。というより、言い方を変えると試験的に使用中のプラグイン。

不具合が不安な人とか、なんか動作が安定しないと感じる…な人はこれを入れておくといいのかもしれない。

Akismet Anti-Spam (アンチスパム)

スパムコメントを自動ではじいてくれるプラグイン。
これは、自分でプラグインリストから探しださなくても、初期状態ですでに入れられているプラグインのひとつ。

使う場合は、有効化のボタンをぽちっと押すだけでオッケー。

Contact Form 7

コンタクトフォーム、もといお問い合わせのページをプラグインでさくっと作りたい場合は入れたいプラグイン。

自作するのもいいとは思うけど、「作り方よくわからない」な人はもちろん、「自作したいけど今は時間がない。あとでやろう」とかなら、このプラグインで作っておくのがおすすめ。

Jetpack by WordPress.com

これを入れると、ブログのアクセス解析を行ってくれる。

アクセスがグラフ化される他、「この記事にこれだけのアクセスがあったよ!」ってのも教えてくれるのでモチベーションになるし、分析に最適。
アクセス解析はダッシュボードにも表示できるので、ブログの管理画面にログインした時についでにアクセス解析も見れる。お手軽。

他にも、任意で入れたら便利・時間短縮になるプラグインだとか、アップロードした画像を自動で圧縮・リサイズしてくれるプラグインも入れてあると便利。

詳しいところはこっちをどうぞ。

【Wordpress】おすすめプラグイン一覧・必須からお好みまで【WordPress】おすすめプラグイン一覧・必須からお好みまで【2020】

画像のサムネイル自動生成を停止

WordPressって、初期設定のまま画像を投稿すると、「サイト内で一切使いどころのないサイズのサムネイル画像」が自動でいくつか生成される仕様になってるんです。

なので、これ、そのままにしておくと、「一切使われていない画像」でサイトの容量がどんどん膨らんでいく。
サイトの容量が膨らんでいくということは、その分、今現在使用しているサーバーの空き容量を減らしているということ……。

これはまずいので、この「自動でサムネイル作成」の機能を無効化します。

固定ページの作成

新しくWordpressサイトを立ち上げたら、とりあえず固定ページとして3種類、もしくは4種類のページを作成。

その固定ページというのは、これ。

  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  • プライバシーポリシー
  • 運営者情報

お問い合わせ

ブログに対して何かお問い合わせしたい人がいた場合に、ここから連絡をとってもらえるよ、っていうページ。
お問い合わせって書いたりコンタクトフォームと書いたり、どう呼ぶかは好み。

このページは自作してもいいけど、プラグインを使って作った方が手っ取り早いのでおすすめ。

お問い合わせフォームを作ってくれるプラグインは、上のプラグインの項目で紹介してるのでご参照あれ!

サイトマップ

「当サイトにはこんなページがあります」を一覧リストにしたページのこと。

これも、新しくWordpressサイトを立ち上げたらあったほうが絶対にいい固定ページ。
「アクセスしたいページがすぐにわかる」っていうユーザーフレンドリーブログであるためっていう目的もあるけど、どちらかといえばSEO的な観点からね。

これも、自作する必要はなくて、サイトマップを作ってくれるプラグインを導入すれば自動で作成してくれる。

さらに言えば、サイトマップはサイトにページが追加されるたびにその新しいページをサイトマップにも追加していかないといけない。
つまり、常に更新の手間があるわけだ。
でもプラグインを使えばそこのところも勝手にプラグインがやってくれるので、サイトマップはプラグインに丸投げがおすすめ。

プライバシーポリシー

「当サイトにおける、情報に関するお約束」が書かれているページ。

このページに関しては、何を書いた方が良いのかはテンプレート化している文言があるので、それを自分のサイトに必要な記述を選んで書いておけばおっけー。
WordPressは実はデフォルトでプライバシーポリシーのページがすでに固定ページに存在しているので、それを改変すれば大丈夫でもある。

状況によっては書くこと

サイトの状態によって記述する文言があるので、以下に条件を書いておく。

  • アドセンスを導入している
  • グーグルアナリティクスを導入している
  • 楽天やアマゾンなどのアソシエイト系に参加している

上記に当てはまる場合、その当てはまる項目に沿ってプライバシーポリシーに書くべき文言がある。

逆に、当てはまらない場合は書かなくて良いのだぞ。

運営者情報

「このブログを運営してるのはこんな人だよ!」というブログ管理者の自己紹介ページ。
これが存在しないサイトもあるっちゃあるが、SEO的にはあったほうがいいってどこかで見かけた気がしたから当サイトではこのページを作成してある。

このページがあると、アクセスしてくれたユーザーからの信頼度も上がりやすいといった目的があるが、それも書き方次第だと私は思う。
法律だとか料理レシピだとか、ごりごりの専門サイトを運営する予定なら絶対にあったほうがいいページ。
もっというと、「個人」と「ブログ」を結びつけてもなんら問題ない、もしくは「個人の顔になる」予定のブログであれば、運営者情報はほとんど必須といってもいい。

個人、いわゆる自分のことを売り込むためのページでもあるから。
(だから、自分のことを知ってもらいユーザーから信頼度を獲得するという目的がある)

でも逆に、キュレーションサイトだとか、自分自身とサイトを結びつける必要性のないサイトに関しては、あってもなくてもいいんじゃない?っていうのが正直なところ。

Google Search Console編

Google Search Consoleで行う手順。

ちなみに、サーチコンソールってなにさ?というと、
Googleに「我がサイトのサイトマップはこれ!」とお知らせできるツールのこと。

なので、サーチコンソールはSEO的な観点からも利用したほうが良い。

プロパティを追加

まず、「プロパティを追加」から新規サイトを新しく追加します。

このとき、追加方法として

  • ドメイン
  • URLプレフィックス

の二つがある。

DNSを登録

サーチコンソールに登録したら、まずはDNSを登録。
これは、Wordpressではなくサーバーの管理パネルから行う。

私の場合はエックスサーバーを使っているので、エックスサーバーの管理パネルを開く。

サイトマップを送信

サーチコンソールにサイトマップを送信しておきます。

SEO対策の一環でもあるのだ。

Google Analytics編

Googleが提供する、アクセス解析ツール。

これに登録しておくと、サイトへアクセスされたときのデータが詳細に分かる。

Google AdSense編

いわずもがな、Googleが提供している広告配信サービス。

これも、もうすでにアカウントを持っていることを前提とする。
アカウント開設できるまでが大変なんですよね…。

サイトにドメインを追加して審査

まず、「サイト」の項目から新規追加をクリックして、新しく立ち上げたWordpressサイトのドメインを入力します。
サイトの一覧に入力したドメインが追加されたら、あとは待つだけ。

審査が通るか通らないかは……。
ブログに関して言うと、ある程度コンテンツ(記事)が投稿されてないと通らないと思っていていいと思います。

無事にそのサイトが審査に受かったら、そのどうでもいい記事たちは消しさってちゃんとした記事を投稿しよう。

審査中にコードを貼る

新しくドメインを追加すると、「このコードをサイトに貼り付けてね」と言われるので、表示されたコードをまるっとサイトに貼り付けます。

場所としては、<head>~</head>ですね。
これ、headerじゃないので注意!!headだから!

サイトの全てのページのhead内にコードが表示されるように貼り付けます。
テーマによっては、「ここに貼ったコードはブログの全てのページのheadに追記されるよ!」みたいな記入欄もあるので、そこにぺたっと貼り付ければ手間いらず。とっても便利。

「ads.txt」の設定

ついでに、「ads.txt」の設定も行っておきましょう。

エックスサーバーをお使いの場合は、FTPなどで直下ファイルをいじらなくても、サーバーパネルからads.txtを追加することができます。

しっかりと設置ができていると、「ads.txtのステータス」が承認済みと表示されるようになります。
もしくは、「あなたのサイトのURL/ads.txt」をアドレスバーに入力してみることでも、しっかり設置ができたかどうかを確認することもできますよ。

アドセンスのサイト上で「承認済み」と表示されるにはしばらく時間がかかりますので、ゆっくり待つことにしましょう。

広告ユニットを作成

いざ!審査が通ったら、そのサイトに貼り付ける広告ユニットを作成するのです。

広告を貼る場所ごとにユニットを作成するのがおすすめ。
というのも、例えばヘッダーとフッターに同じ広告を貼り付けていたら、上と下でどっちの方が収益率がいいかわからないから。

もしフッターの方があまり収益率出ていないようなら、その広告は別の場所に移動させた方が、同じ広告の数でも収益率が変わってくるよねっていう話。

ユニット名をつける時のおすすめの付け方としては「サイト名」「広告を貼る場所」「広告のサイズ」ですな。

とりあえずこの3つの情報を書いておけば、あとで「どのくらい成果があるかな?」を見たときに、すぐに理解できるので今後の管理がとってもしやすくなるのです。

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