時間をうまく使って「達人」になる

時間をうまく使って「達人」になる

以前、達人になるために「一万時間の法則」を意識することをご紹介しました。

今回は、じゃあ実際にどうやって時間を使えばいいの?といった切り口から達人になる方法をご紹介します。

なんといっても「時間は財産」と言われるくらいですから、時間の使い方は大切なんじゃないかなと僕は思います。

役立つ能力を伸ばすことに時間を使う

まず、何かの達人になるためにはどのような能力が役立つのかを考えることから始めます。そうです、まずはイスに座って、考えることにまずは時間を使ってみてください。

いくつかの能力を見つけることができたら、その中からもっとも大切だと思われるスキルを見極めて選んで取捨選択してみてください。

この段階をふむことで、一番あなたが必要とする能力だけを集中的に練習することが可能になります。それはつまり、効率が良くなるということです。

効率がよくなればよくなるほど、必要とする時間を減らすことができます。つまり、「達人」となる方法の近道をあなた自身が切り開いていくためのひとつの工程だと考えてくれればいいです。

成功より間違いを意識して練習する

練習をしている過程で、上手にできたりいつもよりうまく何かをやり遂げられると嬉しくなりますよね。でもちょっと待ってほしい。

上手にできたことを喜んで何度も続けるより、自分の「間違い」を自分の「成功」よりも大切にしてあげてください。

達人になるために「間違え」よう

あなたの「間違い」がどれほど達人になるために大切なのか、オンラインゲームであるFF14のとある過程で例えましょう。

あなたは衣服を制作しようとしています。素材もある。でも、上手に制作できずに「失敗」してしまった。さて、これはどうしてでしょうか。

まずひとつの原因としてあげられるのは、あなたのキャラの「技量不足」です。もしくは「集中力不足」です。あなたはどうしてもその衣服が作りたいので、次に同じ衣服の制作に挑戦するときはあなたのキャラの「技量」を伸ばすか、限りある消費値である「集中力」の使い方を変えますよね。うまくやれば、続けて2回目に挑戦した場合でも1回目では失敗したものの、なんと成功してしまう時もあります。

これが、いかに「失敗」が大切かということの例です。FF14をプレイしたことがない人には不親切なたとえになってしまったかもしれませんが、「技量」はあなたのレベル、熟練度として、「集中力」はあなたが使うことのできる技の回数だと考えてください。

ですが、この例で挙げた「衣装の制作」で一発目で「成功」してしまえば、あなたは満足して一着あれば十分だと、もうその衣装の制作はよっぽど2着目が必要でない限りしませんよね。だって、初めてやっても成功した衣装制作なんて、今後も簡単にできるんですもの。

 

これが、あなたの「成功」より「失敗」を大切にしてほしい理由です。

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