達人になるために:「量」より「質」

達人になるために:「量」より「質」

みなさまは、何かの「達人」になりたいと思ったことはありませんか?

以前僕は、達人になるための「一万時間の法則」と「時間の使い方」をご紹介しました。

今回は、達人になるため、必要不可欠な過程である「練習」のコツについて伝授しますね。

 

練習は最低でも20時間費やす

達人になるための練習には、少なくとも20時間は費やしてください。

最低でも練習に20時間、集中することで、下手くそだけどそれを自分でも自覚しているというような、「やる気を減滅させる思考」を克服することができます。

そして、これは実際に結果を出すまで練習を続けることができることにつながります。

練習に最低でも費やしてほしい「20時間」は、「自分自身のモチベーションを安定させる」ために必要な時間、ということです。

 

集中できる練習環境を作る

練習中に、どうしたって他のものに気がいってしまう時もありますよね。気が散ってしまうことは、練習の効率を下げます。その対策をしましょう。

まず、練習の妨げになるものは練習環境から遠ざけるか失くしてしまうといいです。テレビやインターネットの類もそうですね。

もし部屋が余っている方なんかは、「ここは練習に専念する場所」という、いわゆる「練習部屋」を作ってみるのはいかがでしょうか。部屋をまるごと「練習部屋」として用意しなくても、部屋の真ん中にしきりを置いて部屋を区切ることもひとつの手段だと言えます。他にも、練習の時間を決め習慣化するなど、手段は様々です。

ここに挙げた例はたくさんある方法の中からのいち手段です。ぜひ、いろいろなことを試して、自分なり集中できる環境を見つけてみてください。

ちなみに僕は、部屋まるごとではないですが、「練習スペース」なる場所を部屋の一部に作って、今は電子ピアノをたまに練習しています。といっても、不定期なので練習というより息抜きですかね。

 

練習は「量」より「質」

さて、「練習」についてですが、ただ山ほどたくさん練習するのではなく、その質が大切なポイントとなってきます。

ただただひたすら時間をかけて練習を行って満足してしまうのは、「達人になるための練習」としては少し違うと言えます。

正しい練習法は、たとえ短時間であっても、いかに「意味のある作業」をして過ごすか、なのです。この意識ひとつで、経験値が違ってきます。本当に。

例えば、小学生がよくやらされる「漢字の書き取り」で例えてみましょう。漢字を書いた回数を「量」、字のきれいさを「質」としましょう。そしてあなたは宿題を終わらせる以外に、「きれいな字を書けるようになりたい」という願望があります。

何も考えずただひたすた漢字を書き続けてただ宿題を終わらせるのと、字全体のバランスや形、大きさを考えてひとつひとつ考えながら書いた漢字では、「質」が全く違います。

この「質」にあなたの達人になるための「経験値」は依存します。

ペンを3本同時に持って、一回で3つの漢字を書いてしまえばさっさと宿題を終わらせることはできますが、何も身に付きません。それは、ただ文字を「書いた」記録が残るだけで、先生のお怒りとか成績が下がるだとか、それくらいしかメリットはありません。

ですが、ひとつのペンで一文字一文字丁寧に書いた漢字はどうでしょう。「先生のお怒りの回避」「悪い成績の回避」以外に、それはあなたの「字のきれいさ」という報酬となって返ってきます。どの部位をどういったバランスで書けばいいか、あなたは知ることができます。

「字をきれに書く」には、ただただ文字を書いてるだけではだめなんです。どこをどうしたら「きれいな字」を書けるようになるのか、あなた自身が知るように「文字を書く」ことをしなければ意味がないのです。

こんな当たり前の事、なんて、実際文字におこしてみると、そう思いませんか?

でも、これができないからこそ、「達人になるために」という方法を僕は調べたいと思いました。

 

 

僕が達人になるには、まだまだ時間はかかりそうです。

 

みなさまはどうですか?

なにかいい方法があったら、ぜひ僕に紹介してあげてください。

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